午前8時前起床。二度寝し、午前10時過ぎに洗濯機を廻す。雲の多い空だったが、空気が感想していたので日暮れまでに乾く。
仕事。その後、バストリオに寄稿予定の原稿の直し。『Long, Long, Long, Revolution 1』という表題を付けたが、もちろん『White Album』(『The Beatles』)から採っている。
その原稿でも触れているが、最近は天使について考えていて、6月の下旬から『天使、インタプリタ』という小説を書き始めた。7月の中旬に約20枚で脱稿したものの、ずっとなにかが引っかかっていて、しばらくは短歌を書いて気を紛らわしていたのだったが、やはりどうも落ち着きが悪い。
以下はTwitterに記したことだが、
当然、書き始めれば書けるし、それで見えてくるものがあるに決まっているのだけれども、それとは無縁に書きたいわけで、そうなったのは世の中との関係が変わったからだが、天の邪鬼でいれば良いというような簡単なことではなく、問題は本質的だ。
どこか目的地に向かう筆致に納得がいかないのは、そんな生活はもうどこにも無いからだ。あるのはその瞬間の痕跡だけであり、だから何かに向かってなど進まない書き方を考え『天使、インタプリタ』を書き継いでいた。それなのに終わりらしい終わりを向かえようとしている終盤の呼気が気に食わず、壊そうと先月から修正と加筆を始める。いまは約30枚で、二度目の「もうこれで良いだろう」という気分なのだが、推敲する気がちっとも起こらず困っている。
さっさと終わらさなければ天使についての思考が進まないではないか。いや、さっさと終わらせようとしては天使についての思考は進まないのだ、という反論があり、しんどい。なぜこんなことをやり始めてしまったのか。
音楽はElliott Smithを、特に『Roman Candle』を聴いている。暗くて良い。明るい音楽なんて聴く気分じゃない。ぜんぜん愉快じゃない。