2021年8月5日(木)

猫のごはん屋さんの朝は早い。この季節であれば、午前4時頃には起床し、前日に準備しておいた猫のごはん袋をかついで家を出る。
隣のどぜう屋の傍にある小径を抜け、参道近くの拓けた場所で折りたたみ椅子を広げると、もう常連が二匹ほど姿を見せている。あわてていつもいちばん乗りの二匹のためのごはんを小皿によそう。
午前11時頃までにあと三匹ほどやってきて、そこからしばらくは客が無いので一旦帰宅する。小皿を洗い、テレビを着ければ外国で様々の国の陸上選手たちがいつも競技にのぞんでいる。
区の放送が午後4時を告げるころ、ふたたび家を出る。それから夜の9時頃までちらほらと客が来るが、たいていの時間は街灯で本を読んだり音楽を聴いたり、適当なごはんを三種類ほど小皿に出し、席を外していますと書いた札を留め置き家に戻ったりと、呑気な仕事である。
猫たちが毎日来てくれるのが対価だから、収入はない。でもそうやって暮らしている。

とかが良いな、日記。